← 清水建設株式会社に戻る

清水建設、CB発行で1000億円調達 M&Aと自社株買いに

清水建設は2026年9月24日、取締役会において2031年満期および2033年満期のユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行を決議した。発行による手取金は合計で約1000億円を見込む。発行日は2026年10月13日で、海外市場(米国を除く)を対象に募集される。

本CBはゼロクーポンで発行され、転換価額は現在の株価を上回る水準に設定される見通し。段階的な転換制限条項と取得条項(額面現金決済型)を付与することで、株式への転換可能性を抑え、既存株主への希薄化影響を抑制する設計となっている。調達資金の使途は、American Engineering Corporation (Okinawa)の完全子会社化等のM&A資金として2027年3月末までに約900億円、自己株式取得資金として2026年12月末までに約100億円を予定する。CB発行と同時に、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式取得も実施する。

背景には、中期経営計画〈2024-2026〉に基づく成長投資(総額3600億円、2026年3月末時点で2350億円実施済み)や、日本道路・あおみ建設に続くM&A戦略の推進がある。同社は環境変化に対応できる財務基盤の維持と、資本コストを意識した資本構成の両立を図る狙いから、本スキームを選択したとしている。

今後は、調達資金を原資とするM&Aを2027年3月末までに実行するほか、自己株式取得については取得枠を100億円から200億円に拡大し、2026年12月30日まで継続する方針。取得予定株数に満たない場合は、市場環境を踏まえて取得を続けるとしている。

参考(出典): 2031年満期ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債及び2033年満期ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債の発行に関するお知らせ (release.tdnet.info)

本記事は公開情報(適時開示・プレスリリース・報道)をもとに当サイトが独自に再構成したものです。 投資判断は各自の責任でお願いします。