マーチャント・バンカーズは2026年10月1日、自己株式取得の進捗状況を開示した。2025年12月12日の取締役会決議(2026年5月18日に一部変更)に基づく自社株買いについて、2026年9月1日から同月30日までの取得実績は0株、取得価額0円だったと明らかにした。
今回の自己株式取得は、普通株式を対象に上限4,100,000株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合13.37%)、取得価額の総額上限を8億2,000万円とし、取得期間を2026年1月30日から12月11日までと定めて東京証券取引所での市場買付により進めてきたもの。9月単月では買付を行わなかったが、取締役会決議に基づく累計の取得状況は、2026年9月30日時点で取得株式数3,514,700株、取得価額の総額785,928,000円に達しており、上限に対して着実に進捗している。
自己株式取得は一般に、資本効率の向上や株主還元の強化、需給面での株価下支えなどを目的として実施される企業が多い。同社も取締役会決議に基づき取得期間や上限を定めたうえで計画的に買付を進めてきたとみられるが、今回公表された内容には取得の目的そのものについての記載はなく、進捗状況の報告にとどまる。
取得期間は2026年12月11日までとなっており、残り期間でどの程度買付が進むかが焦点となる。なお、2026年9月30日現在の発行済株式総数は32,806,190株、保有する自己株式数は2,058,325株であることも併せて開示された。今後も月次での進捗開示が続くとみられ、取得期間終了にかけての動向が注目される。