株式会社ノザワは2026年10月16日、取締役会決議(書面決議)により、自己株式を処分し、譲渡制限付株式(RS)として従業員に割り当てることを決定したと発表した。対象は同社及び連結子会社の従業員257名で、普通株式23,050株を割り当てる。
処分価額は1株1,112円、処分総額は25,631,600円。価格は取締役会決議日の前営業日である2026年10月15日の東証スタンダード市場における終値を採用し、恣意性を排除した設定とした。振込期日は2026年12月10日で、対象従業員に支給される金銭債権を現物出資する形で株式を付与する。
導入の目的は、従業員に企業価値向上への継続的なインセンティブを与えるとともに、株主との価値共有を進め、株価上昇や企業価値向上への貢献意欲を高めることにあるという。譲渡制限付株式制度は同社がすでに導入している仕組みで、今回はその枠組みに基づく新たな付与となる。
譲渡制限期間は2026年12月10日から2031年12月9日までの5年間で、期間中継続して在籍していることが制限解除の条件となる。会社が正当と認める理由による退職や死亡の場合は退職時点で解除される一方、それ以外の理由で定年前に退職した場合は会社が無償で株式を取得する規定も設けられている。組織再編時の取扱いについても規定が整備されている。