大阪チタニウムテクノロジーズは、野村證券を割当先とする第三者割当増資について、発行株式数を854,000株に確定したと発表した。発行予定だった1,050,000株のうち、野村證券が同株数について申込みを行う旨を通知したことによるもの。払込金額の総額は21億2,133万6千円で、1株あたりの払込価格は2,484円。申込期間は2026年9月28日、払込期日は同年9月29日となっている。
今回の第三者割当増資は、2026年8月25日に決議された公募による新株式発行(一般募集)およびオーバーアロットメントによる株式売出しと同時に決定されたもの。発行済株式総数は現在の43,800,000株から44,654,000株に増加する見込み。増加する資本金および資本準備金は、それぞれ10億6,066万8千円となる。
調達資金の使途としては、第三者割当増資による手取概算額21億636万3千6百円を、同日決議の一般募集による手取概算額172億9,600万円と合わせ、合計194億232万3千6百円を2028年3月末までに、本社・尼崎工場におけるスポンジチタン製造設備の増強に充てる計画としている。スポンジチタンはチタン製品の中間素材であり、生産能力の拡大が今回の資金調達の主目的となる。
一連の増資は8月25日の取締役会決議、9月1日の発行価格決定を経て、今回の発行株式数確定によって手続きが進んだ形となる。今後は9月29日の払込期日をもって増資が完了し、調達資金は計画に沿って尼崎工場の設備投資に順次充当されていく見通しである。