OBARA GROUPは10月1日、2024年4月に発行した2028年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(発行総額75億円)について、取得条項を行使し残存分全部を取得・消却することを取締役会で決議した。取得期日は2026年12月9日。
同社株価が転換価額(3,808.7円)および転換制限条項の制限株価を上回る水準で推移しており、株式への転換が可能な状況となっていた。取得にあたっては、社債権者に対し額面金額相当の現金に加え、転換価値から額面額を差し引いた分を一定期間のVWAPで株式換算した数の普通株式を交付する。VWAPは10月8日~11月6日の20連続取引日の平均値を用いて算定する。
本社債は2024年4月、自己株式取得の原資として発行されたもので、株主還元強化と資本効率向上を目的としていた。今回、株価上昇により転換が進行し得る局面となったことから、転換による希薄化を一定程度抑制し、株式価値と資本効率の維持を図る判断に至った。
取得・消却は12月9日に実施される予定で、同社は本件による業績への影響はないとしている。今後はVWAP算定期間を経て、交付する現金・株式数の具体的な確定が注目される。