メイコーは2026年10月27日、台湾の電子回路基板メーカー・欣興電子(ユニマイクロン、UMTC)の完全子会社であるユニマイクロンジャパン(UMJ、北海道恵庭市)の株式全部を取得し、完全子会社化することで基本合意書を締結したと発表した。
UMJはプリント配線板の製造販売を手掛ける会社で、資本金4億5200万円、1984年設立。株主は欣興電子グループが100%保有している。メイコーはこれまでUMJから電子回路基板を購入する取引関係にあった。株式譲渡契約の締結は2026年12月、事業の承継は2027年4月を予定している。
買収の背景には、電子回路基板の需要拡大がある。メイコーはベトナムでの新工場建設を進めているが、海外一拠点への集中を避けつつ、国内でも早期に生産能力を拡大する手段としてUMJ買収を選んだとしている。欣興電子側も、グループ戦略に加え、日本企業の運営下に置くことがUMJの持続的発展や従業員のキャリア形成につながると判断し、譲渡に応じた。
なお、UMJの直近3期の業績は売上高が拡大傾向にある一方、営業利益・純資産ともに赤字が続いている。メイコーは、本件が2027年3月期の連結業績予想に与える影響について、詳細が確定した段階で公表するとしている。