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ニプロ、転換社債300億円中299億円が株式転換

ニプロは2026年満期のユーロ円建転換社債型新株予約権付社債について、行使請求期限までに発行総額300億円のうち299億3000万円分(転換率99.8%)の行使請求が行われ、普通株式への転換が完了したと発表した。残る7000万円分は償還期限の2026年9月25日に額面100%で償還する。

今回の転換により交付された普通株式は2093万64株。このうち765万7338株は自己株式を充当し、残る1327万2726株は新株を発行した。転換後(9月14日現在)の資本金は938億8942万1666円、発行済株式総数は1億8473万2205株となった。この社債は2021年9月27日に発行されたもので、社債権者は転換価格に基づき普通株式を受け取る権利を持つ仕組みである。

同社はこの転換について、有利子負債の削減と自己資本の増強が進み、財務基盤の強化に寄与しているとしている。転換社債は発行時に低利での資金調達を可能にする一方、転換が進むほど負債が株式に置き換わり、バランスシート上の自己資本比率が高まる性質を持つ。ニプロは医療機器・医療材料、医薬品製造受託、医薬品包装容器の3事業を柱に、子会社168社を含むグループで展開している。

今後、償還が完了する9月25日をもって当該社債は消滅する見込み。同社は「今後、開示すべき事項が生じた場合には、速やかに公表いたします」としており、新株発行に伴う株式数の変動など関連する開示が続く可能性がある。

参考(出典): 2026年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の転換結果および償還に関するお知らせ (release.tdnet.info)

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