株式会社タカショーは2026年9月18日、連結子会社の株式会社タカショーデジテック(和歌山県海南市)に対し7000万円の増資を実施したと発表した。増資後、同社の資本金は5500万円、資本準備金は4500万円となり、合計は1億円となる。
増資は親会社割り当てによる第三者割当増資の形をとった。タカショーデジテックはサイン事業とライティング/イルミネーション事業を中核とし、加えて地方創生・地域活性化事業やドローンショー、季節催事などのイベントを手がける「光のエンターテイメント事業」を展開している。今回の資金は、サイン事業の生産設備・加工体制の拡充や、ライティング分野の商品開発・製造供給体制の強化、さらに新事業領域での企画・演出・施工体制の整備、そして営業・設計・施工など専門人材の採用・育成に充てられる。
背景には、既存事業の競争力・供給力の強化と、光と空間を組み合わせた新たな体験価値提供領域の拡大という成長戦略がある。設備と人材の両面での先行投資を進めるには、それを支える財務基盤の充実が欠かせないと判断し、今回の増資に踏み切った。
今後はタカショーデジテックにおいて、企画・デザインから設計、製造、施工・運営までの一貫対応力を高め、国内外の多様な需要に応える体制を構築する方針。タカショーグループは、将来的な売上高100億円達成に向けた基盤整備の一環と位置づけている。