株式会社イメージワンは2026年10月1日、中期経営計画「成長可能性に関する説明資料」を公表した。2026年9月期を事業再構築の起点と位置づけ、2030年9月期に売上高50億円・事業利益5億円を目指す長期目標「Vision 2030」を掲げている。
計画では「3つの同時変革」を掲げる。経営基盤では既存事業の収益性強化、事業基盤では医療領域の知見を生かした新たな事業基盤の構築、成長モデルでは次世代の成長可能性の探索を並行して進めるとしている。2026年9月期は不採算事業の整理や経営資源の選択・集中、管理体制の強化に取り組んでいる段階と説明する。
背景には足元の業績悪化がある。2026年8月12日修正の通期予想では、売上高580百万円(前期895百万円)、営業損失736百万円、経常損失860百万円、当期純損失728百万円を見込み、減収・損失計上となる見通し。第3四半期累計では売上高433百万円、営業損失386百万円、経常損失509百万円、四半期純損失377百万円を計上した。一方で事業譲渡に伴う特別利益150百万円を計上し、2026年6月30日時点の自己資本比率は54.0%、純資産は前期末比24.8%増と財務面の改善も進んでいる。
今後は収益性を軸とした既存事業の立て直しによる黒字化と安定的な収益基盤の確立を経て、新規事業の育成を通じ2030年9月期の長期目標達成を目指すとしている。