株式会社エービーシー・マートは10月7日、2027年2月期の通期連結業績予想を上方修正したと発表した。4月8日時点の予想から売上高・各利益ともに上振れる見通しとなり、同日発表した第2四半期(中間)決算短信に合わせての公表となる。
修正後の連結業績予想は、売上高4030億円(前回比22億円増)、営業利益672億円(同16億円増)、経常利益698億円(同24億円増)、純利益477億円(同13億円増)、1株当たり利益192円64銭(同5円25銭増)とした。個別業績予想も売上高2742億円、営業利益589億円などへ上方修正している。
修正の理由として、上半期の業績が期初計画を上回ったことを挙げる。下半期も物価上昇や円安を背景とした企業収益・個人所得の増加、インバウンド需要の拡大により客単価上昇が続くと見込むが、消費マインドの低下や、11月から国内免税制度がリファウンド方式へ変わることの影響も考えられるため、下半期予想自体は期初計画どおりとした。
今回の上方修正は上半期の上振れ分を反映したもので、下半期に追加の上乗せは見込んでいない。今後は物価動向や消費者の購買意欲、11月以降の免税制度変更が売上やインバウンド需要にどう影響するかが、通期実績の行方を左右しそうだ。