日本アジア投資は10月28日、持分法適用関連会社である株式会社宮崎太陽キャピタル(宮崎市)の保有株式全てを同社に譲渡することを取締役会で決議した。これに伴い、2027年3月期第3四半期連結決算で特別損失(投資有価証券売却損)として約33百万円を計上する見込みである。
譲渡は宮崎太陽キャピタルが自己株式を買い取る形で実施される。日本アジア投資は同社株式の42.5%を保有し、残り50.0%は宮崎太陽リースが保有する。譲渡契約締結・譲渡日はいずれも2026年11月10日を予定している。
宮崎太陽キャピタルは1996年設立で、ファイナンス事業・コンサルティング事業を手掛ける。日本アジア投資は、宮崎太陽銀行グループが同社をベンチャーキャピタルとして設立する際、九州エリアでの事業協力関係構築を目的に出資した。しかし同社がベンチャー企業への投資を縮小した結果、現在は事業面での関係性が薄れていた。そのため譲渡損失が生じるものの、資金効率の観点から早期に株式を流動化し、回収資金をより収益性の高い投資へ振り向ける判断に至った。なお、同社が運用するファンドの事務受託は引き続き日本アジア投資グループが担う。
今回の決定を踏まえ、同社は2026年5月15日に公表した2027年3月期の「従来連結基準による見込値」を現在精査中としており、新たな見込値が確定した段階で開示する方針を示している。