← 株式会社ビジネスブレイン太田昭和に戻る

BBSE、GSX株全株売却へ アクセンチュアTOBに応募せず

株式会社ビジネスブレイン太田昭和(BBSE)は10月30日、持分法適用関連会社であるグローバルセキュリティエキスパート(GSX、証券コード4417)の株式について、アクセンチュア株式会社との間で取引契約を締結したと発表した。BBSEはGSX株式約40%(600万6000株)を保有しているが、アクセンチュアが実施する公開買付け(TOB)には応募せず、TOB成立後にGSXが行う自己株式取得に応募する形で、所有する全株式を譲渡する。

自己株式取得の価格は1株5,835円で、TOB価格の8,500円とは差があるが、これは自己株取得にみなし配当の益金不算入規定が適用される見込みを踏まえ、BBSEの税引後手取額がTOB応募時と同等になるよう設定されたものという。一連の取引が実施されれば、GSXはBBSEの持分法適用関連会社ではなくなる。

背景には、BBSEが掲げる中期目標「Goal2030」のもとでの事業ポートフォリオ最適化がある。サイバーセキュリティ業界は既存事業とは特性が異なり環境変化も速いため、GSXの経営独立性を高め機動的な事業運営を可能にすることが、同社と当社グループ双方の企業価値向上に資すると判断したとしている。GSXは上場後、段階的に出資比率を下げながら独立性を高めてきた経緯がある。

自己株式取得が2027年3月期中に実施された場合、BBSEは持分法で会計処理されている投資の売却に伴う利益として170億54百万円を計上する見込みとなる。ただし公開買付けの成立時期や一連の取引の実施時期は未確定であり、BBSEは現時点で業績予想の修正を行っていない。今後、業績への影響が見通せる段階で修正を行う方針としている。

参考(出典): 持分法適用会社(グローバルセキュリティエキスパート株式会社)に対する公開買付に係る契約締結に関するお知らせ (release.tdnet.info)

本記事は公開情報(適時開示・プレスリリース・報道)をもとに当サイトが独自に再構成したものです。 投資判断は各自の責任でお願いします。