株式会社光通信の子会社である株式会社K891は2026年9月14日、株式会社レオパレス21(証券コード8848)の普通株式および新株予約権を対象に、公開買付け(TOB)を開始すると発表した。買付期間は9月15日から10月30日までの30営業日で、買付け価格は普通株式1株あたり1,000円。レオパレス21の取締役会は本公開買付けに賛同し、株主に応募を推奨する意見を表明したという。目的は同社の完全子会社化である。
K891は2026年3月4日に設立された会社で、現時点では光通信の完全子会社である株式会社K892の完全子会社にあたる。光通信は自社およびグループの投資ファンドを通じ、レオパレス21株式を合計約18.11%保有している。
注目点は、TOB成立後の資本構成の変化だ。K892は本公開買付けの成立を条件に、MBKパートナーズ関係の投資ファンドおよびNECキャピタルソリューションの子会社が運営するファンドから出資を受ける予定で、その結果、光通信・MBKPファンド・NECCSファンドがK892株式をそれぞれ34.0%、33.0%、33.0%ずつ保有する形になる。これに伴い、決済開始日までにK891は光通信の連結子会社ではなくなり、持分法適用となる関連会社に異動する見込みである。
光通信は、本件による自社の2027年3月期連結業績への影響は軽微としており、修正が必要になれば速やかに開示するとしている。