← フィンテック グローバル株式会社に戻る

フィンテックG、太陽光子会社間で発電設備譲渡へ

フィンテック グローバル株式会社は9月18日、連結子会社のソーラー2025春合同会社が保有する太陽光発電設備を、別の連結子会社ソーラー2026秋合同会社へ譲渡することを取締役会で決議したと発表した。これに伴いソーラー2025春合同会社は清算する方針で、譲渡・清算に関連して特別損失の計上が見込まれるとしている。

同社は2025年8月、事業譲渡により東北・北海道の10地点の太陽光発電所開発プロジェクトを取得し、2026年3月から順次売電を開始していた。ただし開発コストの回収に長期間を要する点が課題となっており、今回の譲渡はオフバランス化を通じて資金効率を高める取り組みの一環と位置づけられる。譲渡先のソーラー2026秋合同会社は、金融機関からのプロジェクトファイナンス借入に加え、フィンテックGからの劣後ローン・匿名組合出資で資金を調達する。

背景には、開発初期段階のプロジェクトを自社グループ内で切り出し、外部資金を呼び込みやすい形に整えることで、資金の回転を早めたいという狙いがある。譲渡後も、子会社の株式会社パブリック電力が発電設備の管理委託契約上の地位を引き継いで管理業務を継続するほか、子会社のFGIキャピタル・パートナーズ株式会社がアセットマネジメント契約に基づく報酬を受け取る見込みで、グループとしては資産の入れ替え後も継続的な収益機会を確保する構図となっている。

今後はソーラー2026秋合同会社について、2027年9月期に第三者からの匿名組合出資受け入れを想定しており、これにより同社への劣後ローンの一部返済と非連結化を目指す方針が示されている。2026年9月期の連結決算では特別損失4億円、個別決算では貸倒引当金繰入額4億円を特別損失として計上する見込みだが、他事業の状況を踏まえ、5月12日公表の通期連結業績予想は現時点で修正していない。

参考(出典): 特別損失の計上に関するお知らせ (release.tdnet.info)

本記事は公開情報(適時開示・プレスリリース・報道)をもとに当サイトが独自に再構成したものです。 投資判断は各自の責任でお願いします。