アゼアス株式会社は2026年9月11日、2027年4月期第2四半期(中間期)の連結業績予想を上方修正した。売上高は前回予想の3,964百万円から4,057百万円へ、営業利益は45百万円から58百万円へ、経常利益は52百万円から60百万円へそれぞれ引き上げた。一方、親会社株主に帰属する中間純利益は31百万円から29百万円へ小幅に下方修正した。
修正の主因は主力の防護服・環境資機材事業にある。地政学リスクの高まりを背景に、既存市場で化学防護服を中心とした個人用保護具の安定調達の動きが広がった。加えてライフマテリアル事業のアパレル資材分野でも、食品工場向け白衣の副資材販売が堅調に推移し、スクールウェアに需要回復の兆しが見られたことが売上・利益を押し上げた。
背景には、防護服という安全保障・危機対応に関わる資機材への需要が、地政学情勢の緊張を受けて底堅く推移している構図がある。同社はこうした調達動向の広がりが第1四半期累計で想定を上回る結果につながったと説明している。
一方で通期の連結・個別業績予想については、防護服の流通在庫が一時的に増加している可能性があるとし、第3四半期以降の市場動向や経済活動の見通しが不透明なため据え置いた。今後、通期予想の修正が必要になった場合は速やかに開示するとしている。