GMOフィナンシャルホールディングスは10月22日、2026年12月期第3四半期(1~9月)の連結決算速報値と配当予想の修正を発表した。営業収益は前年同期比15.9%増の445億円、純利益は18.2%増の105億円となり、第3四半期累計として過去最高業績となった。同時に第3四半期末配当を14円45銭から20円23銭に上方修正し、年間配当予想を68円60銭とした。
店頭FX収益は上半期の減収から一転、為替介入や円安牽制発言で市場のボラティリティが高まった第3四半期に収益性が改善し減収幅が縮小した。CFD収益は第1四半期の過去最高からは減少したが前年同期を大きく上回り業績をけん引した。預託金運用収益・信用取引収益も堅調だったが、暗号資産事業は市場の取引低迷で減収となった。
配当は配当性向65%以上、DOE10%を下限とする方針を掲げる。第3四半期純利益の速報値に配当性向65%を適用すると1株22円08銭となり当初下限10円52銭を上回る見通しとなったため、上振れ分11円56銭を第3・第4四半期に均等配分し増配を決めた。
配当下限は年初の42円08銭から第1四半期末54円76銭、第2四半期末57円04銭、今回68円60銭と段階的に引き上げられてきた。第4四半期末配当は業績進捗を踏まえて開示予定とし、正式な決算は10月30日に発表される。