株式会社enishは2026年10月26日の取締役会で、ケイマン諸島のEVO FUNDを割当先とする第三者割当により、第24回新株予約権(行使価額修正条項付き)と第3回無担保普通社債(私募債)を発行することを決議した。同時に、新株予約権の買取契約(コミット・イシュー)と総数引受契約をEVO FUNDとの間で締結する。あわせて、2026年5月13日に発行済みの第22回新株予約権についても取得・消却を行うことを決議した。
今回発行する第24回新株予約権は558,000個(1個につき普通株式100株)で、発行価額総額は1,116,000円。潜在株式数は55,800,000株で、割当日は2026年11月11日、権利行使期間は2026年11月12日から2028年12月12日まで。行使価額は当初21円とし、以後原則2取引日ごとに直近2取引日の終値のうち低い方に修正される。下限行使価額は11円で、上限は設けていない。想定される調達資金の額は約11億5491万6千円だが、行使価額の修正状況や行使の有無によって増減する。
コミット・イシュー方式は、予定株数をあらかじめ定めたうえで割当先に新株予約権の行使を段階的に進めさせる仕組みで、株式の希薄化や売却圧力を一定程度コントロールしながら資金を調達する狙いがあるとされる。社債の発行も併せて行うことで、資金調達の手段を複層化している。
今後、新株予約権は2028年11月13日を目途に順次行使が進む見込みで、既存の第22回新株予約権は取得・消却により整理される。具体的な資金使途については、今回の抜粋には記載がなく、今後の開示が注目される。