株式会社デジタルプラスは2026年9月期通期の連結業績予想を公表した。8月公表の第3四半期決算短信では一部業績を未定としていたが、今回数値を確定。連結子会社デジタルandが運営する「マヒナ」で減損損失が発生する見込みで、監査法人と協議中のため金額は未確定という。
売上収益は1,699百万円(前期比82.1%増)、営業利益は14百万円の黒字(前期は3百万円の損失)を見込む。内訳は還元前営業利益104百万円から株主還元費用24百万円を引いた減損前営業利益79百万円に、減損損失65百万円を反映したもの。減損対象資産は129百万円あり、一部減損が必要となる見通しだが具体額は未定。
流通総額は約324億円となり前期比約2.5倍、26四半期連続の成長となった。一方で流通総額拡大を優先したことで流通粗利率の低下を許容し、ポイ活領域での受取先手数料見直しによる改善効果も適用開始の遅れなどで想定を下回った。加えてインフラ・セキュリティ強化やAI・人材への投資で販管費が増加し、第3四半期時点の社内見通し(営業利益200百万円)から186百万円下回る結果となった。
受取先手数料見直しの効果は一部取引先で適用が始まっており、2027年9月期第1~2四半期にかけて順次発現する見込み。会社は2028年9月期の流通総額1,000億円達成を目指し、セキュリティ投資などを継続する方針。同日、2027年9月期の業績予想と株主優待制度拡充も別途公表している。