← ENECHANGE株式会社に戻る

家庭向け電力切替事業、ポートへ譲渡

ENECHANGE(4169)は10月23日の取締役会で、完全子会社となるENECHANGEカスタマーサービス(ECS)の全株式をポート株式会社に譲渡することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結した。譲渡価額は2億円(1株20万円)で、実行は12月1日を予定している。

ECSは2026年9月24日に新設された会社で、12月1日付の吸収分割により、ENECHANGEが手がける家庭向け電気・ガス切替事業のうち、コールセンターや代理店ネットワークといったオフラインチャネルを中心とした事業を承継する予定。吸収分割の効力発生後、同日中にECS株式がポートへ譲渡される。なお、譲渡対象は新規契約獲得に伴うフロー売上部分であり、既存契約から継続的に生じるストック売上はENECHANGEに残る。2026年3月期実績でみると、対象事業の売上は約20億円、事業利益はマイナス約2億円と損失を計上していた。

ENECHANGEは2026年3月期に上場以来初の純利益黒字化を達成したことを機に、投下資本に見合う収益貢献や成長性を基準に既存事業を見直していた。当該事業は9月9日公表の資本政策で「戦略転換中」と位置づけられていたが、単独での収益改善には時間がかかる状況だったという。同領域でコールセンター運営や成約支援の知見を持つポートと協議し、同社の下での展開が収益性・成長性の改善につながると判断した。

ECSは12月1日付で連結範囲から除外され、2027年3月期に約2億円の特別利益を計上する見込み。営業損益への影響は精査中で、確定後に開示するとしている。ENECHANGEは譲渡で得た経営資源を成長領域へ振り向ける方針を示した。

参考(出典): 連結子会社の異動(株式譲渡)及び特別利益の計上に関するお知らせ (release.tdnet.info)

本記事は公開情報(適時開示・プレスリリース・報道)をもとに当サイトが独自に再構成したものです。 投資判断は各自の責任でお願いします。