アクセンチュア株式会社は2026年10月30日、東証グロース市場に上場するグローバルセキュリティエキスパート株式会社(GSX、証券コード4417)の株券等を対象に公開買付け(TOB)を実施すると発表した。GSX取締役会も同日、本TOBに賛同する意見を表明し、株主に応募を推奨する旨を決議した。対象はGSX株式の全てと、2021年発行の第2回新株予約権であり、GSX株式を非公開化する一連の取引の一環として実施される。
買付け等の期間は2026年11月2日から12月15日までの30営業日間。買付価格は普通株式1株につき8,500円、新株予約権1個につき1円とした。買付予定数の下限は983,100株(下限達成時の株券等所有割合は66.37%)で、上限は設けていない。GSXの第1位株主ビジネスブレイン太田昭和(所有割合39.57%)と第2位株主兼松エレクトロニクス(同20.27%)は、本TOBには応募せず、非公開化に向けた臨時株主総会での関連議案に賛成するとともに、手続き完了後にGSXが実施する自己株式取得に応じて保有株式を売却する契約を結んだ。
本TOBの目的はGSX株式の非公開化であり、アクセンチュアは現時点でGSX株式・新株予約権をいずれも保有していない。自己株式取得の価格は、みなし配当の益金不算入規定が適用されることを踏まえ、TOBに応募した場合と税引後手取り額が実質的に同等となるよう設定し、株主間の公平性と買付価格の最大化の両立を図ったとしている。
TOB成立後は臨時株主総会を開催し、株式併合など株式を非公開化するための一連の手続きを進める予定。非公開化後、ビジネスブレイン太田昭和と兼松エレクトロニクスは保有株式をGSXに売却する。新株予約権者については、本TOBに応募するか否かの判断は各保有者に委ねられている。