note株式会社は2026年10月27日の取締役会で、会社法に基づく自己株式の取得を決議した。取得は東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を用いて行われ、市場価格への影響を抑えながら確実かつ短期間で実施する方針だ。
具体的には、同日の終値である2,877円を買付価格とし、10月28日午前8時45分の立会外取引で買付けを委託する。取得し得る株式数は上限347,500株(発行済株式総数の1.8%に相当)、取得価額の総額は10億円を上限とする。取得結果は同日の取引終了後に公表される予定だ。なお、株主であるImage Frame Investment (HK) Limitedが保有株式の一部を本買付けに応じる意向を示しているという。
取得の理由として同社は、将来のM&Aの対価や株式報酬制度などへ機動的に活用することが中長期的な企業価値向上につながるとしている。取得資金には手元資金を充当する一方、成長投資に必要な資金は引き続き確保するとしており、資本効率と成長投資の両立を図る狙いがうかがえる。
今回の買付けは市場動向によって一部または全部が成立しない可能性がある。実際の取得結果は10月28日の立会外取引終了後に公表される見通しで、今後はその結果とあわせて、取得した自己株式の具体的な活用方法にも注目が集まる。